
この記事を書いているのは2023年なので、既に約9年も前にした旅のお話。
『南部アフリカ一周42日間キャンピングツアー』のスタート日: 2015年3月15日 。
この記事は、Day1からDay 2!

Day1 出発日@ケープタウン
出発前日に、入金が確認できました!というメールを受け取り無事に日本を出発したのが、3月11日。
13日にはケープタウンに到着し、2泊ほど友人Tasさんをはじめ、豪華客船で一緒に働いていた友達と楽しい時間を過ごした。そして、3月15日。ついにキャンピングツアー出発の日。
ここでTasさん達とは一旦バイバイして、集合場所に大きな荷物を持って向った。
(のちに、Tasさんとは、Tasさんのホームタウンで再会しまーす)
集合

集合場所は、Nomad Africa Adventure Toursの店舗で、朝8時に集合だった。オフィスには続々と参加者が集まってきていた。不確かな情報だがNomad Africa Adventure Toursはドイツ系の会社ということで、ドイツなどで宣伝がされているそうでヨーロッパから参加している人たちが多いみたい。
そして、オフィスの外には、大きなトラックが・・。おぉー。これに乗っていくのかーと、ちょっと感動。オフィスで顔合わせや人数確認が済んだところで、いざ出発!

今回の42日間のツアーは、大きくは長めの2つのコースとそれらをつなぐ移動のためのコースの3ブロックに分かれていると説明を受けた。
- Cape Town to Victoria Falls(3月15日〜4月3日)
ケープタウン(南アフリカ)からヴィクトリアの滝(ジンバブエ)までのコース - Journey to Johannesburg(4月4日〜4月4日)
ヴィクトリアの滝(ジンバブエ)〜ヨハネスブルク(南アフリカ)までのコース - South African Explorer(4月6日〜4月25日)
ヨハネスブルク(南アフリカ)〜ケープタウン(南アフリカ)までのコース
参加者
ツアー参加者はインターナショナルで、最初のパート(①)ドイツ(11人)、イギリス(4人)、スイス(1人)、ブラジル(1人)、日本(1人)などから全部で18名。1人で参加が9組。夫婦・カップル・友人同士などの2人参加が4組だった。

言語
ツアー内での共通語は「英語」。(ドイツ人同士はたまにドイツ語を話すけどね。)

ちなみに、南アフリカは、公用語が11もある国。多人種・多民族国家なので、ほとんどの人が、「英語+α(自分の出身の民族の言葉)」が話せます。例えば、南アフリカの白人は英語とアフリカーンス語(オランダ語から派生した言語)、ズールー族の人は、ズールー語と英語といったように・・・。
Table View Beach
ケープタウンを出発してすぐでしたが、ケープタウンといえば、”テーブルマウンテン”と言えるほどの山が綺麗に望めるビーチ沿いのPhotoスポットで、一旦トラックから降りて、写真撮影。Table viewエリアから、テーブルマウンテンを望む写真をとってみた!が。。天候に恵まれず綺麗なテーブルマウンテンの名前の由来でもある、フラットな形がが映らなかった(笑)・・・


綺麗に写るとこんな感じ!


そしてショッピングモールへ(笑)
最初はまずは買い出し!
一緒に来てくれるコックさんが我々の食料を調達してくるという目的と、私たちが自分用に必要なものを調達するためにショッピングモールで買い出し。ガイドさんには、「必要になりそうなものを自分で買ってきてくださーい。」と言われた。が、こちらは日本でキャンプすらしたことないので、何をGETすればいいのかもわからず・・お隣の席になった人と相談しながら、以下のようなものを購入
- 水(1人5リットルくらいのサイズのペットボトル)
- 水(500ml)
- トイレットペーパー
⬆︎これ実はめっちゃ必需品⬆︎
キャンプサイトでのトイレはまだいいのだが、公衆トイレはペーパーなんてない!持っていないと悲惨!!!!! - ティッシュ・ウェットティッシュ
- アメやスナック菓子
- 虫除けスプレー(現地の虫には現地の虫除けが効くと聞いたから(笑) 他


ちなみに、大型のクーラーボックスが準備されていて、要冷蔵のものなどはそこで保管ができた。もちろん、共同のものなので、自分のものにはしっかり名前を書く!
Maruskraal Campsite
ショッピングモールから車を走らせること約3時間ほどでCitrusdal(シトラスダル)というエリアにあるMaruskraal Campsite(←本日の宿泊先)に到着。今日は移動は短めで、午後からは、
- ランチ
- ツアーオリエンテーション
- ワインテイスティング
- 夕食
と、イベント盛りだくさん。
ランチの前に・・
このトラックはなかなかすごくって、中にはツアー参加者が座れる23人が座れるだけのスペースと、各人の荷物を入れておくロッカースペース、そして、テントや寝る時に使う用の5cm程度の厚さのマットが収納されている。さらには、ガス燃料も積んでいて、座席の下の部分にガスコンロを設置して屋外でも料理ができるようになっている優れもの!


コックさんがご飯を作ってくれている間に、部屋割り(?)が発表された。もちろん、一緒に参加している人たちは同じテント。1人参加の人たちがそれぞれペアが発表され、今後このツアーでは常のこのペアでテントを共有するという説明を受けた。
私はイギリス人の20代の女の子と同部屋ならぬ同テント。何度も書いているけど、私は日本でもキャンプをしたことがない。ということで、テントの張りも初挑戦!だったが、ペアの女の子が、テキパキ動いてくれる女の子だったので、とっても助かった(笑)


意外と、簡単に組み立てられ、2人で中にいても全然窮屈に感じない広々サイズ。ご覧の通り、窓(?)のようなものもついているので、テント内に風を通すこともできる優れものだった。
ランチタイム
そして、ある程度、みんながテントを張り終わった頃には、ランチの準備ができていた。


こんな感じで、ランチの準備ができたら、イスを並べて、それぞれが自分で盛り付けて食べるスタイル。
基本的に食事は、コック担当が、メニュー決めや調理を担当してくれるが、みんなでお手伝いする。調理補助する人、イスを並べる人、片付けをする人など、ジャンケンまたは自主性にお任せで、担当を決めていく。豪華メニューではないが、料理に特に大きなこだわりなく、おいしく楽しく食べれればなんでもOKな私なので、大満足だった。
オリエンテーション
食事のあとは、オリエンテーションで、今後の旅程、トラック内での最低限のルール、アクティビティーの参加の仕方、テントに関する注意、食事、などなどツアーに必要な事項を説明してくれる。
大事なポイントは、ツアー参加者は、自ら率先してアフリカを楽しみましょう!不便なことも文句を言わず「これがアフリカ流!」って意識で参加してねってことだった(と、記憶している(笑))
ワインテイスティング
オリエンテーションの後は、少し自由時間があった後に、基本Activity Packageに含まれている「ワインテイスティング」が始まった。そして、それに続いて、夕食。ゆっくりとした日程で始まったツアー初日。少しお酒も入りながら、参加者同士で自己紹介などし、親睦を深め、夜はあっという間に過ぎていった。



南アフリカのワインも最近は人気のワイン。「しっかりとフルーティーで豊かな果実味を味わえる。」また「酸味もしっかりと持ち合わせていながら、ほのかな甘味も感じる。」そんなタイプのワインが多いのが特徴だそうです。




Marcuskraal Campsite
温水シャワー・プール・飲料水・共同トイレ
Cape Town to Citrusdal ±270 km
ワインテイスティング・郷土料理
(2015年:ZAR150 = 1500円程度)
Day 2 Orange River
今日は、CitrusdalからOrange River(南アフリカとナミビアの国境)まで約500kmの移動。



Orange Riverは南アフリカ最長の川。歴史的なダイアモンド採掘でも有名なんだそうですよ。
朝早くから移動だったためか、みんな思い思いに静かに過ごす。車内はこんな感じで、大型バスのように、2席シートが左右ある。運転席のすぐ後ろは、2席シートが向かい合って、真ん中にテーブルがあった。席順は、固定ではなく、時計回りに毎日移動。


今日のランチは道端でトラックを止めて、屋外ランチ。
このトラックは、座席の下の部分にガスコンロやお皿、食材などが積まれていてとっても機能的。




今日はキャンプサイトまでひたすら移動。。。


(おまけ)ドライブ中のトイレ事情
ツアーは始まったばかりだが、基本的には毎日なかなかのロングドライブ。上の写真のように、道路は舗装はされているけど、これといってパーキングエリアとか、サービスエリアとかいったものはもちろんない。ということは、長時間ドライブで問題となってくるのは「トイレ」である。


残念ながら、トイレ付きの豪華バスではない。では、トイレに行きたくなった場合はどうするか!?
街やキャンプサイトにつくまで我慢できない場合は、「青空トイレ」!
道路を挟んで、男性と女性に別れ、女性側はトラックで気持ち目隠し!そんな状況。最初はドキドキしましたが、生きている証拠だし、みんな同じ状況なので、慣れてしまうもの(笑)
そして、その際には、Myトイレットペーパーとプラスチックバック(ゴミ袋)も必須。❌使った後の紙の放置はいけません❌。しっかり自分で持ち帰ります。


キャンプサイト到着
今日は長い移動の後、夕飯前にキャンプサイトへ到着。夕飯までに少し時間があったので、川遊びをする参加者も!私は。。ビール派(笑)






そして、遊んだ後は夕飯のお手伝いと食事ターイム。ここのキャンプサイトはキッチンスペースがしっかり確保され、コック担当も作業しやすいと喜んでいた❤️










Fiddlers Creek Campsite
温水シャワー・バー・飲料水なし・ショップ・共同トイレ
Citrusdal to Orange river ±500 km

