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アミカ
鍼灸師・パーソナルコーチ
世界を旅する鍼灸師アミカです。
旅行が大好きで、旅行・留学・仕事などで、気がついたら世界100カ国以上を訪問してました!
東京在住

南部アフリカ一周42日間キャンピングツアー【準備編②】

この記事は、このツアーに参加するためにどんな準備が必要だったかについて書いてみようと思う。

キャンピングツアーの申し込みも無事に完了した時点で、「Nomad Adventure Tours出発前情報」なるドキュメントが送られてきた。初めてのアフリカ旅行&初めてのキャンピングツアーにドキドキだった私は、マジで真剣に読み込み、準備を怠らないように頑張ったよー(笑)

そもそも、日本でキャンプしたことないのに、キャンプに何が必要か・・なんて、わからないし、どんなツアーになるのかもわかってなかったのに、よくもアフリカ旅行に行くぞ!なんて、思い立ち、更には実行に至ったという自分を褒めてあげたい。。

ドヤ!

とにかく、これから始まるアフリカツアーに必要な持ち物、42日間生活する上で必要となってくるお金の話や、洗濯事情、VISAや予防接種など必要な準備について教えてくれていた。

目次

ツアーのスタンス

Nomad Africaは日本の旅行会社のように手取り足取り全て提供してはくれない。
保険、パスポート、予防接種、VISAなど必要なものは全部自分で準備してきてね!ってスタンス。個人旅行に慣れていたので、そこら辺は大丈夫だったが、それでも、色々ドキドキしましたねー。

子供から80歳の高齢の方まで参加可能

家族

24席のキャパのあるトラックで移動するのだが、通常Max18名(ツアーによっては、24名の場合もあるらしい。。)。
年齢もさまざまで基本13歳以上の年齢であれば、誰でも参加できる。13−15歳のツアー参加者がいる場合は、ちゃんと他の参加者に、参加を認めるか否かの確認をしてくれる。

ちなみに、私が参加した時は、一番若い子で大学生で、一番年配は60代の夫婦だった。

同行するスタッフ

ドライバー、ガイド、コック 主催者からは、ドライバー、ガイド、コックなどの役割を持ったスタッフが2-3名参加。

コック
前半のツアーで同行してくれたコックさん

私のツアーは、前半は、ドライバー兼ガイド1名、コック担当1名の2名。後半は、ドライバー、ガイド、コックの3名が乗車していた。

キャンピングツアーか宿泊型か選べる

宿泊型:自分で毎晩・毎朝テントを立てる必要がなく、キャンプサイトの宿泊施設を利用することができる。ただし、料金はキャンピングツアーの1.5倍くらいかかる

キャンプ型:自分の寝床は毎晩テントをたて、出発前にテントをしまうという作業が発生する。寝袋は自分で用意。その代わり、宿泊型より値段が安い。

テント
これが実際のテント

もちろん、私は低予算だったので、キャンプの方、選択しました。

アクティビティ

Activity Packages(旅行会社の方で、これはやってほしい!っていう基本的なアクティビティのパッケージ)を事前または出発前に申し込みことができる。また、このアクティビティに参加したいなって思ったら、当日にお金を払って参加も可能(ただし、その場合、参加できるかは空き次第) また、Activity Packages以外にも、現地で参加できるアクティビティも色々あり、その都度、お金を払って参加も可能

川下りや、タウンシップ(アパルトヘイト時代に黒人専用の居住区として指定された地域)訪問、砂漠でのバギー体験、ジップライン体験、バンジージャンプなどなど様々なアクティビティが用意されている。料金も様々、参加するかしないかは、自分次第。思いっきり楽しんでもよし、みんながアクティビティに一致ている間、ゆっくりした時間を楽しむのもよし。

医療保険

様々なアクティビティに参加できたり、アフリカという慣れない土地に行くので、旅行医療保険に入ってくるのは必須条件。
いつもはクレジットカードに付帯している旅行保険でいっかって思う派だったのだが、申し込みの条件に旅行医療保険に加入することとなっていたこともあり、Nomad Africaが推奨する、World Nomads Travel Insuranceというところの保険にしっかり入った。

ここで、カバーする保険の内容を見ていたら、”Acupuncture”(鍼治療)も保険でカバーされるってなっていて、おぉー。日本より進んでるなぁと、ちょっとびっくりした。

パスポートとVisaは自分で準備

さまざまな国行くので、参加者は自国のパスポートと、必要ならば旅先の国に入国するためのVISAを事前に取得することが必須。外務省の海外安全ホームページでしっかり確認。

パスポート_visa

持ち物の案内

カバンについて

先ほど書いたけど、スーツケース持ち込みNGという案内。なぜかというと、移動するトラックの車内はこんな感じ。

後ろのロッカーみたいなところに、各自の荷物をしまい鍵(南京錠)をかけ、管理する。 まず、このロッカーにスーツケースを入れる幅はない!さらに、荷物を取り出すためにスーツケースを広げるスペースもない!ので、スーツケースNGなのだ。

ということで、私はPatagoniaの100Lの大きめダッフルバックを購入!

持ち物リスト

持ってくるといいよー!ってリストも載せてくれていた。 基本は、どんな天候でも(寒くても、暑くても、雨でも・・)OKなように準備してきてねって感じ。特に、以下のような注意があった(笑)

  • 洋服は簡単に洗えて、簡単に乾くものがおすすめ。
  • 合成繊維のものは、暑い環境には向いてません。
  • アフリカも日が落ちると寒くなるので、ジャケットも忘れずに!
  • 夜も蚊がいるので、素肌が出ないモノを準備しよう
  • スマートカジュアルな服装も忘れずに!(時々、レストランやクラブに行くことも・・)
  • メガネの人は、念の為、スペアも忘れずに!

小旅行用のカバン

ハイキングや、Gaming(サファリツアー)など、ちょっとしたアクティビティ参加用の2泊程度できるくらいのサイズのバックパックも準備する。

カメラ

写真をたくさん撮るなら、大きめのメモリカードを準備! さらに、砂漠エリアにも行くので、砂でカメラがダメにならないように注意!と、書いてあった。さらにの注意事項としては、

(注意)国境近く、政府の建物、軍事施設での撮影や、警察や軍隊などの写真を撮ることも❌。また、部族の人の写真を撮る時もガイドに要確認。写真撮影したことで、お金を請求されることも。いずれにしろ、撮影前にガイドに要確認。そういえば、豪華客船のクルーが、どっかの国でドローン撮影をしていて、警察に捕まってしまった事件も発生していた・・。

私が持って行ったカメラは、2種類。

  • 光学60倍ズーム付きのデジタルカメラ(ちょっと大きめ)
  • 小型のデジタルカメラ

Safariに行くので、動物の写真とかアフリカならではの写真をしっかり撮りたかったので、ズームの倍率が高いものを一つと、街中を歩き回る時用の小型のデジタルカメラを2種類を準備しました。結果、大成功でした!

食事事情

基本的には、3食付きで、一緒に同行するコックがみんなの分を作ってくれる。さすが、海外で、ベジタリアン、グルテンフリー、乳糖不耐症などできるだけ対応してくれるとのこと。たまに、街に滞在する場合は、みんなでレストランへ行ったり、自分だけレストランで食べたりすることも可能。

ランチ
ある日のランチタイム。トラックの下の部分でコンロが使えるようになっている!

食料調達のために時々スーパーマーケットによるので、その時に、食事以外で、欲しいもの(スナック・ヨーグルト・アルコール類とか)があれば購入もOK。

ツアーで脱水症状を起こす人が多い。そのため、1日2リットルの水を飲むことを勧められる。ただし、残念ながら、アフリカの水道水は飲める可能性はないので、スーパーマーケットに寄った際に水を購入。そして、スーパーマーケットには、日本では普通に売ってないサイズのお水(ウォーターサーバーに設置するタンクサイズ)が売っている。

キャンプサイトでも普通の500mlの水は売っているけど、お値段はお高め。

洗濯事情

基本は、各キャンプサイトで手洗い。たまに、大きめのキャンプサイトだと、洗濯機があるところもあったりするので、eco-friendlyな洗濯洗剤を持っていこう!

セキュリティ

貴重品の管理は全て自己責任。トラックの中にも一応、金庫はあるが、これはパスポートとお金がはいるくらいのサイズ。なので、カメラ、スマホ、iPad、ノートPCなどは、自分でしっかり管理が必要!

お金事情&チップ事情

アフリカの物価はさほど安くない。自分のお小遣い(お土産やスーパーで買うときに必要)や、参加したいオプションアクティビティーに必要なお金はしっかり管理が必要。

南部アフリカでは、USドルも比較的使用可能。現地で両替も可能だけど、為替の変動が激しい時も。。

現金

海外で USドルを使う場合は、古いお札に要注意!2008年以前に印刷された紙幣や破れた紙幣などは受け付けてもらえないことも多々あるので要注意!(アフリカだけじゃなく、比較的色々な国で受け付けてもらえないことが多い。さすがにアメリカでは銀行に行けば、交換してはくれるけど。。)

さらに、100ドル札だと、お釣りがない!って言われることもあるので、チップとか少額のものを買う時のために、小額紙幣もしっかり準備したほうが良い!

クレジットカード

南部アフリカでは、VISA/Masterはほとんどの場所でOK。Diner/American Expressは受け付けてないところも多い。

また、2023年現在は、ほとんどのカードがICチップと暗証番号を使って支払うカードに変わっているが、ICチップがないカードは使えないことが多いので要注意!

さらに、もう一つ、アフリカでカードを切ると、カード会社が不正使用かもしれないと勝手にブロックしてしまうこともある。事前にカード会社に連絡しておかないと、現地でカードが使えない!ってトラブルに見舞われてしまうことも。。。そんなことになったら、旅行が台無しです。

マラリア&予防接種

アフリカに行くのに避けて通れないのが、予防接種とマラリア対策。

マラリア

蚊に刺されることで感染する怖ーい病気、マラリア。刺されてから10日〜15日で症状が現れ、発熱に伴い、倦怠感、頭痛、筋肉痛、関節痛、下痢、嘔吐、腹痛などかなり辛い症状が発生し、最悪の場合、死に至る。。

蚊

対策としては、「蚊に刺されない」ことが重要。 奴ら(ハマダラ蚊)は、夕暮れから明け方に活動するので、夕方以降は、アフリカも涼しくなってくるので、基本長袖・長ズボンで肌の露出を少なくして、さらに虫除けスプレーを!

ここで、ポイントが、虫除けスプレーは現地の製品がおすすめ。濃度が違う!

マラリア危険地域に行く場合は、予防薬を服用すること!

※私の場合

なぜか、マラリアの予防薬に抵抗があり、現地に行くまで悩んでいた。でも、ガイドさんに、高熱のせいで「ピンクの像が夢に出てきて、うなされるぞ」と、脅かされ、なぜか怖くなり、現地の薬局で予防薬をちゃんと購入し、服用した。

予防接種

黄熱病の予防接種は必須。(私の場合、豪華客船の仕事の都合で、黄熱病の予防接種はすでに受診済みだった。ちなみに注射後、有効期間は10年もある)

それ以外で、A型肝炎、コレラ、破傷風、狂犬病などの予防接種がおすすめされている。

こんな感じで、心の準備を整えながら、旅行に臨んだのでした!

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